1からはじめる

松浦弥太郎さんの「1からはじめる」読了しましたので、忘れないようにという備忘録的感想です。今本当はぽちぽちとブログを書いている場合じゃないんですけどね。

 

松浦弥太郎さんはもともと書店で手に取っていたりして興味があったのですが、ちょうど友人と「自分を好きになったり内面を考えるなら赤ちゃんと見なしてやらないとね~(超概要)」的な話をした翌日にこれを見かけたので読まなきゃ…!と思い即購入。あと表紙がシンプルかつ可愛いので好きです。

 

パソコンが広まり効率化やスピード感が求められる昨今で何事もコピペしてしまうとどんどんと何が自分にとって大切なのか考えなくなってしまう。そのためには常に自分で1から考え、疑問を持ち、ビジョンを作る。割とお仕事のことが重点的に書かれた部分も多くあったけれどどれも松浦さんが生活の一部のようにお仕事をしている感じがしたので文字をなぞってもとても身近に感じられる本でした。

 

その中で読んでて印象的だったのは2章の「観察」でした。というのも前半部分で中心的に述べられていたのが自信についてだったからなんですけど、「自分の中に生きること、働くこと、暮らしなど何事にも答えを持つことで自信は生まれる。その為には自分と深く対話する。そうすることで自分に自信が出てくる。自身は自分で持つもの」とかかれているのを読んで、きっと私の今やっていることはあまり間違いではないのかもしれないなあ、となんとなく最近の自分の答え合わせができたのでちょっと安心しました。自信は自分で持つもの、まったくもってその通り…。

同時に自分に対してとても小さく見る癖があるので、等身大で、小さすぎず大きすぎないように自分を観察することはめちゃくちゃ難しいとも思っていますが、そこは時間をかけて頑張っていきたいなあ。

 

最近、気になっていた企業の経営責任者の方も松浦さんのように自分なりの答えを持って働いているお話を聞けたり、フリーランスの方にお話を伺えたりしてやっぱり自分もこうありたいなと思うことができるようなありがたい機会が多くて嬉しいです。私はビビりなので、あれこれ考えてしまって一歩踏み出すのも精一杯なのですがこういうことが多いとやってみてよかったなと感じます。

 

今1からはじめたばかりの私は、こうやってちょっとずつ前に進んでいくことを、丁寧にやっていこう。

 

1からはじめる

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